嘘をついて女性に中絶薬を飲ませた男性が逮捕されました

東京調査サービス

国内未承認の中絶薬を女性に飲ませた男が捕まりました

交際していた女性が妊娠したことが分かり、作業員の男性が国内未承認の経口妊娠中絶薬を飲ませたとして逮捕されたというショッキングな事件がありました。

妊娠を告げられた交際相手の男性がその女性に内緒で、インターネットで手に入れた妊娠中絶薬「ミフェプリストン」2錠を性感染症の薬であると偽り、飲ませて堕胎(だたい)させようとした疑いで逮捕されました。

ミフェプリストンについて/厚生労働省

「不同意堕胎未遂」という容疑なのですが、言葉は悪いですが結構珍しい刑法で、1998年(平成10年)以降において未遂と致死傷を含めても適用例が少ない刑法のようです。

刑法第215条第1項の「不同意堕胎罪」では女子の嘱託(しょくたく)を受けないで、又はその承諾を得ないで堕胎させた者は、6か月以上7年以下の懲役に処せられる。堕胎罪の基本的類型である。堕胎の罪のうち本罪のみ未遂も罰する(刑法第215条2項)。

とあり、当たり前ですが立派な犯罪です。

今回の男性は20代。女性は10代ということで、子育てや結婚する気が全くなかったか男性側に交際相手が他にもいた、もしくは結婚していたのかまでは報道されていませんが、とても悲しい事件です。

今回女性に飲ませた「経口妊娠中絶薬」とは妊娠初期に服用して人工的に流産させる薬で、日本国内では未承認の薬品になります。欧米では承認されている国・薬品もあるようなのですが、医師の元で管理され妊娠した女性の年齢や体調、アレルギーなどを鑑みて使用しているようです。同薬は感染症や出血を引き起こす恐れがあるために厚生労働省では医師の処方が無い場合、個人輸入を禁止しています。また、ミフェプリストンだけの服用すればよいという訳ではなく、時間を置いて子宮の入り口を開いたり、収縮させる薬も服用するようです。

逮捕された男性はインターネット販売で手に入れたようですが、こうした薬品を個人が手にすることは非常に危険な事ですね。海外で販売されている国内未承認の薬品が誰の手にも入ってしまう事は規制によってなくした方がいいですね。医師の処方があれば輸入は禁止していないようなので、医師や病院以外は輸入できないようにすべきです。

過去には個人輸入で服用した女性が痙攣や大量の出血などで大きく体調を崩して入院するという健康被害が報告されています。今回の場合、悲しいことに女性は流産したということです。

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